ここでは、別に知らなくてもボウリングはできるけど、知っておくといいかもしれないちょっとした豆知識を紹介します。
6月22日はボウリングの日
1861年(文久元年)に日本で最初のボウリング場が長崎県にあった出島に開設された日。多くのボウリング場でゲーム料金の割引やくじ引きなどのイベントが開催されます。
ボウリングにはダイエット効果もある
投球フォームは個人差があますので、一概には言えませんが、ボウリング1ゲームやるとおよそ40Kcalが消費されます。40Kcalといえば、ウォーキング15分、4ゲームやればご飯茶碗1杯分のカロリーが消費されます。
ハウスボールを選ぶ時はどんなことに気をつけて選べばいいか
個人ごとに握力や投げやすさは違いますので、あくまで参考ですが・・・。最初は次のような基準で選んでみて、実際に投げてみて自分にあわないな、と感じたらよりフィットするボールに交換するような感じでよいのではないか、と思います。
【ボールの重さについて】
・一般的に体重の10分の1程度の重さにすると良いと言われています。ただ、ボウリングのボールはキログラムでなくポンドでの表記になっていますので変換が必要です(小数点以下第3位を四捨五入)。軽いボールよりも重いボールの方が(腕の力をつかいづらいため)自然な振り子運動になることでフォームが安定し、更に重たい方が破壊エネルギーも大きいためスコアも良くなります(が、重すぎると握力が耐えられずボールを落としてしまったり、コントロールが難しくなるといったこともありますので注意してくださいね)。
ボールの重さ(ポンド) | Kgに変換 | ボールの重さ(ポンド) | Kgに変換 |
---|---|---|---|
7 | 3.18Kg | 12 | 5.44Kg |
8 | 3.63Kg | 13 | 5.90Kg |
9 | 4.08Kg | 14 | 6.35Kg |
10 | 4.54Kg | 15 | 6.80Kg |
11 | 4.99Kg | 16 | 7.26Kg |
【指穴について】
・親指の穴(サムホール)の大きさは親指を深くまで入れて左右に回した時に穴の内側に少し触れる程度
・親指を入れた状態で、中指と薬指をフィンガーホールの方向に伸ばし、第2関節が各指穴の中心よりやや手前にくる(フィンガーホールに第2関節まで中指・薬指を入れてちょうどの位置)もの
最初はピンの数が9本だった!?
ボウリングは元々中世ヨーロッパで始まりました。
始まった当初はピンの本数にルールはなく、「より少ない投球数で倒す」ことを競うゲームでした。それでは・・・ということで、競技として統一したルールを作ろうとなった時に、(宗教改革で有名な)マルティン・ルターが ”9本のピンを菱型に並べる” ことを提唱しルールとして決定されました。
やがて、その9ピンボウリングがアメリカに伝わって人気が爆発するわけですが、競技・娯楽としてのボーリングが次第に賭博色が強くなったしまったため、1841年に「ナインピン禁止令」が発令され一気に人気が下降してしまいました。それなら・・・と1本足して「10本」にして正三角形に並べれば「ナインピン禁止令」の対象外になると始まった(1875年)のが「10ピンボウリング」の起源です。
こういった背景から、ボウリングが発祥地であるヨーロッパでは、まだ「9ピンボウリング」が残っているところもあります。
また、世界には「ファイブピン(5本)」ボウリングが行われている地域もあります。