フォロースルーとは・・・投球動作の最終局面。ボールをリース後に腕をそのままの勢いで振る動作のこと。
フォロースルーの基本動作
- リリースしたら「ハイ終わり」というものではありません。野球でもバットにボールがあたったら終わりというものではないですよね。肘を伸ばしたまま振りぬきましょう。そうしないと、ボールの勢いが損なわれてしまいます。
- バックスイングの最高到達点から、フォロースルーの終了まで、手の先でゆっくり大きな円を描くようなイメージでやると良いでしょう。よく「前にいる人と握手するようなイメージ」と言われています。
- フォロースルー時の腕が顔の前を通るのは腕がまっすぐ振れていない証拠です。身体のラインに沿ったまっすぐなスローを心がけ、耳の横でまっすぐ腕が振り上がるようにします。
- 顎をしっかり引いて、胸を張り、左腕を開き(横または後方)左右のバランスをとる(左足の中央に重心がくるようにする)ことでフィニッシュ時に身体がふらつかないようにします。
- 投げたら投げっぱなしでなく、ボールをよく観察しましょう。ボールがポケットをついた後に9番ピンに直撃or左側でヒットするのがベスト。9番ピンの右にくるようだと10ピンタップになりやすい。
フォロースルーにおけるオプション
- フィニッシュ時に体がふらついたりする場合、フィニッシュの部分だけをクローズアップして問題を探しても中々原因が見つからない場合があります。フィニッシュのみならず、アドレスから一連の投球フォーム全体を見なおしてみましょう。一連の投球動作で力が入ってしまうと、フィニッシュでのバランスが悪くなり、ぐらつく原因になるなどフィニッシュ以外のところに原因が隠れていることも多々あります。
- ボールが最も勢いがある時にピンにヒットするのがベストです。PAP(ポジティブアクシスポイント)に白いテープ等の目印を作って(ローリングトラック=ボールについたオイルの跡から調べます)投球すると、その印が大きな円の軌道からやがて1点に収束する(ロールアウト直前)ようになります。この瞬間にヒットするのが最も良いタイミングです(テープは練習の時のみ貼ることができます)。
- ストライクをとるための目標=ポケットについてはこちらを参照してください。