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【初心者編】3.用語集(1)~スコア関連
スコアにまつわる豆知識(用語集)
1.スコア全般について
- アベレージ (Avg)
- スコアの平均値。その日、月、年単位など。
◇ 単一アベレージ ~ 単一のリーグや、単一の競技会のアベレージ
◇ 総合アベレージ ~ 2つ以上の競技会やリーグを通したアベレージ
◇ リーグアベレージ ~ 2つ以上のリーグの総合アベレージ
◇ トーナメントアベレージ ~ 2つ以上の競技会の総合アベレージ
◇ トップアベレージ ~ 参加した全てのリーグ、もしくは競技会の最上位のアベレージ。ただしこの場合、30ゲーム以上の裏付けがなければなりません。 - エラー
- 「オープンフレーム」を参照ください。
- オープンフレーム (オープン)
- マークがつかなかったフレーム
- オールウェー
- 2フレーム目以降の任意のフレームから最終第10フレームの3投目までストライクを続けること。プロの試合を見ていると序盤はレーコンディンションに苦しみながらも、途中6~7フレームあたりから連続ストライクをとる、というのをよく見かけます。プロの適応力の高さに感服です。
↓6フレから「オールウェー」です。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
---|
8 | - | | | 9 | | 9 | | 6 | 3 | | | | | | | | | | | |
8 | 28 | 47 | 63 | 72 | 102 | 132 | 162 | 192 | 222 |
- オールスペア
- 1フレーム目から10フレ2投目までスペアを並べ、かつ、10フレ3投目が、ストライク・ファール・ガター以外(つまり1~9本)のゲーム。最低が100点(スペア後の投球がGorF)、最高が190点(スペア後の投球が9本)となります。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
---|
9 | | 8 | | 7 | | 6 | | 5 | | 4 | | 3 | | 2 | | 1 | | 9 | | 8 |
18 | 35 | 51 | 66 | 80 | 93 | 105 | 116 | 135 | 153 |
- カウント
- 1投目で倒したピンの数(ただし、ストライクの場合はテンカウントとは呼ばずストライクという)、または、スコアの1桁目の数のこと。スペアの後のカウントは特に大事で、上級になればなるほど1ピンの差は大きくなります。TV中継などでも、ゲーム終盤で競っている場合などに「カウント勝負(スコア下1桁の勝負)」、「カウントが悪い(有利)」「カウントダウン(スペア後の8本などで1桁目の数字が減る)」という言葉も出てきます。ゲーム終盤の9フレでカウント(1桁目)が負けている(205対204の場合の5と4)と204の方は205の方よりも10フレームでマークを多く出さないと得点が上回れない状況(205の方が10フレ1・2投目でダブルをもってきた場合、204の方はパンチアウトしない限り逆転の可能性はない)になります。
- クリーンゲーム
- 「ノーミスゲーム」を参照ください。
- 5の字
- シリーズ(3G)の合計が500点台のこと
- ゴー・ザ・ルート
- 1ゲームの中で3回以上ストライクを出すこと(連続でなくても可)。
- サンドイッチゲーム
- 「ダッチマン」を参照ください。
- サービスフレーム
- 10フレームでストライクまたはスペアを出すことによって投げることができる3投目のこと。
- シリーズ
- 連続するゲームの合計得点で、3ゲーム(から6ゲームくらい)が一般的かと思います。通常は1ゲーム目から数えますので、2.3.4ゲーム目をくくっての3ゲームのシリーズしか、3.4.5.6ゲーム目をくくっての4ゲームのシリーズといった計算はしません。
※私のスコア記録のシリーズ計算は(間にスコア無視した練習投球ゲームなんかもあったり、本格的な大会に出ているわけでもないので)1ゲーム目からの倍数計算をシリーズの起点とせずに2.3.4.5の4ゲームといったくくりの計算もしています。
◇ ハイシリーズ ~ シリーズの最高得点のこと。
◇ 800シリーズ ~ 連続する3ゲームの合計が800点を超える(アベレージ266.7)
◇ 900シリーズ ~ 3ゲーム連続でパーフェクトゲームというトンデモない記録。日本では2003年11月27日に東京ドームボウリングセンターで西村了プロが第37回全日本プロボウリング選手権大会で達成、PBAでは2013年4月に行われたサンボウルインザビレッジでジョー・スカボローProが予選第1R4~6ゲーム目に達成(PBA史上初)。 - シーシー
- 「ダッチマン」を参照ください。
- ジュース
- スコアまたはアベレージが200点のこと。
- スクラッチ
- ハンディキャップを付けない純粋なスコア、または、そのゲームのこと。
◇ スクラッチゲーム ~ 互いにハンディキャップを付けずに勝負すること。 - スコア
- 得点のこと。
- スコアキーパー
- 「スコアラー」を参照ください。
- スコアラー
- スコアを記録する人のこと。
- ストライキングアウト
- 「パンチアウト」を参照ください。
- ストライクアウト
- 「パンチアウト」を参照ください。
- セミパーフェクト
- あと1つのストライクでパーフェクトゲームだったときのスコアのこと。
- タップ
- うまくポケットに入ったような投球であっても、微妙な角度やスピード等が原因で1ピン残ってしまうこと。
◇ 10ピンタップ ~ 右投げの場合、うまくポケットをついたかに見えても10番ピンが残ることが多いことから、「10ピンタップ」と呼ばれます。 - ダッチマン (ダッチ)
- すべてのフレームで、フレーム毎にスペアとストライクが交互に出ること。ストライクとスペアどちらが先か?、また、スペアのフレームの1投目の得点にかかわらず、最終スコアは200点になります。パーフェクトゲームより難しいらしいですが、Pリーグなどのアメリカン方式の場合は、一方のレーコンディションは掴んでいるが、もう一方のレーンは・・・といった場合にゲーム序盤はこうなることもよく見受けられます。ただ、最終フレームまで、この状況が続くというのは滅多にないです。「サンドイッチゲーム」「シーシー」と呼ばれることもあります。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
---|
8 | | | | 6 | | | | 4 | | | | 2 | | | | G | | | 6 | |
20 | 40 | 60 | 80 | 100 | 120 | 140 | 160 | 180 | 200 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
---|
| | G | | | | 2 | | | | 4 | | | | 6 | | | | 8 | | |
20 | 40 | 60 | 80 | 100 | 120 | 140 | 160 | 180 | 200 |
- テイクワン、テイクツー、テイクスリー
- 1投目でスプリットになってしまったようなケースで、2投目でスペアが難しい場合に、2投目で確実にとるべきピンをとった時に使います。倒したピンの数に応じて、1本の場合は「テイクワン」(7番・10番が残った時に10番を確実にとる等)、2本の場合は「テイクツー」(6番・7番・10番が残った時に6番・10番の数が多い方を確実にとる等)といいます。4本の「テイクフォー」以上はあまり聞かないです。
- 10フレ
- 「テンフレ」と読みます。もつれた試合などでよく「10フレ勝負」という言葉が聞かれます。最後の第10フレーム(の投球)のこと。
- トリプルキッド
- シリーズ3ゲームがすべて「自分の平均公認アベレージ以上」で「すべて同じスコア」であること。「平均アベ以上」はゲーム後半でスコア調整できないようにするため・・・と思います。「トリプルケイト」とも呼ばれます。
- トリプルケイト
- 「トリプルキッド」を参照ください。
- ナインスペアゲーム
- すべてのフレームで1投目9本倒して、2投目をスペアとすること。19点×10フレーム=190点。パーフェクトゲームより難しいらしいです。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
---|
9 | | 9 | | 9 | | 9 | | 9 | | 9 | | 9 | | 9 | | 9 | | 9 | | 9 |
19 | 38 | 57 | 76 | 95 | 114 | 133 | 152 | 171 | 190 |
- ノーヘッド
- 1投目でヘッドピンを倒さなかったこと。通常、ヘッドピンはボールで直接倒す必要があることから(ラッキーなピンアクションで倒れることもありますが)、ストライクをとるためには1投目でヘッドピンを倒すことは必須の要件となります。このため、ノーヘッドをいかに減らすか?が初級レベルでの課題の1つになります。私のスコア管理でもノーヘッドの推移をひとつの指標として追っています。「ヘッドミス」ともいいます。
- ノーミスゲーム
- すべてのフレームでスペアまたはストライクをとること。ただし、10フレームの場合は最大3投投げられますので、1投目ストライクをとっても、2投目でピンを残し、3投目でスペアにならなかった場合は「ノーミス」になりません。なお、1・2投目でストライク(ダブル)をもってきた場合や、1・2投目でスペアをとった場合の3投目は何点でも(ガターでも!?)その次に投げる(カバーする)ことができませんので「ノーミス」の扱いになります。また、「ノーミスゲーム」のことを「クリーンゲーム」とも言います。私のノーミスゲーム集コーナーも見てね。
- ハイアンドロー
- 「ローハイ」を参照ください。
- ハイゲーム
- 最も高いスコア。その日、月、生涯などの単位で用いられます。
- ハイスコア
- 「ハイゲーム」を参照ください。
- ハイロー
- 「ローハイ」を参照ください。
- ハンディキャップ (HDCP、H/C)
- 対戦相手とのレベルの差を均等にならすために付加されるポイントのこと。
各ボウリング場で行われているリーグ戦のように個々の参加者のアベレージなどが判っている場合はそれを元にして計算(200点など基準となる得点との差に0.8などの乗率を掛ける、アベレージの得点幅毎に固定のハンディ数値が決まっている等)されます。
一方、一般参加が可能な大会やチャレンジマッチなどではアベレージが判らないため、参加者の性別や年齢によって付加されます。
※年齢に応じて経験も相当ある方も多いので、一般参加のあるプロチャレンジマッチなどではハンディキャップなんていらないでしょ、というような超上手い人にハンディキャップがついていることもよくあります。
◇ チームハンディキャップ ~ チーム戦用。個人のアベレージを算出し、出場メンバーのアベレージを加算し、でた数字を設定されているスクラッチベースから差し引き、その数字のパーセンテージが1ゲームのハンディキャップとなる方式。
◇ 移動ハンディキャップ ~ リーグ戦などでよくつかわれるハンディキャップ計算の方法で、正式には「インディビデュアルハンディキャップ」といいます。例えば、200ベースの80%の場合、自分のアベレージが180なら(200-180)?0.8=16ピンがハンディキャップとなります。
◇ インディビデュアルハンディキャップ ~ 「移動ハンディキャップ」を参照ください。
◇ 逆算ハンディキャップ方式 ~ リーグスタート時、ハンディキャップ算出の、基準となるべきアベレージがない場合、出場メンバーは必ず3ゲーム(以上)を投球し、その結果のアベレージを基準として、ハンディキャップを算出する方式。
◇ 持込みハンディキャップ方式 ~ リーグスタート時出場メンバーの大半が、すでに過去のアベレージを保有している場合、そのアベレージをスタート時のみのハンディキャップの基準に使用する方式。 この場合のアベレージの基準は、30ゲーム以上のスコアを前提とします。尚、アベレージがない者は、逆算方式を併用します。
◇ ハンディキャップパーセント ~ ハンディキャップのパーセンテージは原則として、ベースとなる数字の70%~90%の範囲内で設定するものとします。 - バック
- スコアが200点に満たなかったゲームのこと。
- バットアウト
- 「パンチアウト」を参照ください。
- パンチアウト
- 最終10フレームでストライクを3つ続けること。「バットアウト」とも言います。
- パートオブザビルデイング
- 「タップ」を参照ください。
- ビックフィル
- 1投目に8本または9本を倒して、スペアをとること。または、スペアやストライクの次の投球で8~9本倒すこと。
- ファンデーション
- 最終10フレームを迎える直前の9フレームでストライクをとり、10フレで逆転・逃げ切りの下地をつくること。
- ファンデーションフレーム
- 第9フレームのこと。女性の方の化粧品にも同じ名称のものがありますが、ともに「下地」という意味です。この9フレームがストライクなのかスペアなのかオープンフレームなのか?によって最終10フレームで逆転出来るか?逃げきれるか?といった大きな意味を持ちます。
- フィル
- スペア直後の投球で倒したピンの数(スコア)のこと。
- ブロック
- 「シリーズ」を参照ください。
- プラス
- スコア200点との差で220点なら「プラス20」となります。またアベレージが200超えで終わることを「プラスで終わる」という表現もあります。競技会等で200点ベースでその差をポイントして成績加算・減算したりします(1対1勝負では勝利ボーナスが加算されることも。また、プラスのみでマイナスが無いこともあります)。
- ヘッドミス
- 「ノーヘッド」を参照ください。
- マイナス
- スコア200点との差で180点なら「マイナス20」となります。またアベレージが200未満で終わることを「マイナスで終わる」という表現もあります。
- マーク
- そのフレームにマークが付いている(=ストライクまたはスペア)のこと。Pリーグなどの大会や競技会などで解説者の方が、「1マーク差」「2マーク差」(1マーク=約10点分の意味)という言葉を使って形勢を説明することもあります。
- 4の字
- シリーズ(3G)の合計が400点台のこと
- ローハイ
- 一番低いスコア(ロースコア)と、一番高いスコア(ハイスコア)の差のことで、この値が小さいほど安定した投球ができている、といことになります(が、実際にはレーンコンディションの変化・体力の問題などで、なかなかうまくいきませんが)。2ゲーム以上での対戦の場合で合計スコアが同じ場合はこのローハイが少ない方が勝ち、とする場合もあります。「ハイアンドロー」「ハイロー」とも言われます。
2.連続ストライクについて
- イレブンインアロー
- 「イレブンス」を参照ください。
- イレブンス (11th)
- 11連続ストライクのこと。「イレブンインアロー」とも言うようです。
- エイトス (8th)
- 8連続ストライクのこと。「エイトパック」とも言うようです。
- エイトパック
- 「エイトス」を参照ください。
- シックスス (6th)
- 6連続ストライクのこと。「シックスパック」とも言うようです。
- シックスパック
- 「シックスス」を参照ください。
- スリーバーガー
- 「ターキー」を参照ください。
- セブンス (7th)
- 7連続ストライクのこと。「セブンパック」とも言うようです。
- セブンパック
- 「セブンス」を参照ください。
- ターキー
- 3連続ストライクのこと。語源はアメリカのあるボウリング場で3連続ストライクを出したお客さんへの賞品として、七面鳥(turkey)が使われたことからです。「トリプル」「スリーバーガー」ともいうようです。
- ダブル
- 2連続ストライクのこと
- テンインアロー
- 「テンス」を参照ください。
- テンス (10th)
- 10連続ストライクのこと。「テンインアロー」とも言うようです。
- トリプル
- 「ターキー」を参照ください。
- ナインインアロー
- 「ナインス」を参照ください。
- ナインス (9th)
- 9連続ストライクのこと。「ナインインアロー」とも言うようです。
- ハムボーン
- 「フォース」を参照ください。
- パーフェクトゲーム (パーフェクト)
- 1ゲームの投球すべてがストライク(=12連続ストライク)のこと。得点は30点×10フレ=300点となります
- ファイブバーガー
- 「フィフス」を参照ください。
- フィフス (5th)
- 5連続ストライクのこと。「ファイブバーガー」「ヤッツィー」とも言うようです。
- フォース (4th)
- 4連続ストライクのこと。「フォーバーガー」「ハムボーン」とも言うようです。以下5連続以降もそうですが、一般的には○thというのが(日本では)普通だと思います。
- フォータイマー
- 「フォース」を参照ください。
- フォーバーガー
- 「フォース」を参照ください。
- ヤッツィー
- 「フィフス」を参照ください。