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【初級者編】3.用語集(5)~投球後のボールの軌道・ピンの動きに関するもの
【初級者編】3.用語集(5)~投球後のボールの軌道・ピンの動きに関するもの
1.ボールの軌道・球質に関する用語集
- アウトアンドイン
- 大きな曲がりのカーブボールのことで、レーン中央付近→ガターぎりぎり→ポケットという大きく弧を描くボールの軌跡のこと。
- アーチ
- フックボールやカーブボールなどで、ボールが描く円弧軌道のこと。
- カーブボール
- ボールの球質(軌道)の1つで、フックボールよりも大きな弧を描くことと、フックボールがピン手前で曲がり始めるのと比較してカーブボールが投球直後から曲がりはじめる、という違いがあります。投げにくく狙いもつけにくいという欠点がありますが、球威が非常に高いためポケットに入るとストライクになる確率が上がるというメリットもあります。
- ガターショット
- アウトサイドのガターぎりぎりのコースの軌道のこと。
- グラインダー
- フックボールやカーブボールのうち、球威のあるパワフルなものを指します。
- サムロール
- セミローリングの1つですが、通常のセミロールよりもフルローリングに近い位置にあり、サムホール上を通るもの。
- サンパー
- ボールの回転の種類の1つで、サムホールがレーンに接触するような性質の回転をするボールのこと。
- ストレートボール
- ボールの球質(軌道)の1つで、ボールの回転軸がレーンと平行になる、または、ほとんど回転しないように投げることでピンに向かってまっすぐ進む軌道のこと。ただ、普通のボールではまっすぐなげたつもりでも幾分かはフックしてしまいます(ボールがそういう造りになっているため)。ローリングトラックは「フルローリング」になります。
- スノープラウ
- 「フックボール」を参照ください。
- スピナーボール (スピナー回転、スピナー)
- ボールを横回転で投げる球質で、ボールの回転軸がレーンに対して垂直に近い状態で、ローリングトラックはごく小さな円になります。初心者がボールを曲げようとして(野球のカーブのイメージで)コマを回すように投げるとこの「スピナー」になってしまいます。ボールはレーン上で空回りのような状態になりますので、殆ど曲がりません。アクシスポイントは薬指の指穴に近い位置(グリップセンターから4インチ以内)になります。
◇ UFOボール ~ スピナーボールの一種でほぼ真横(ボールの回転軸がレーンに対して垂直)に回転し、指穴が回転軸近くにある球質でのことでオイルに影響されにくいという特徴があります。台湾の選手に多いらしいです。 - スライス
- 「バックアップボール」を参照ください。
- セミローリング (セミロール)
- ローリングトラックがボールの中心ライン(最大円周となるライン)から4分の3程度の位置でサムホールの近くを通る球質で、球質的には「フックボール」がこのタイプになるため、最も一般的なタイプになります。アクシスポイントはグリップセンターから5インチ程度の位置になります。
- ドライブ
- 回転力のこと。「ドライブのきいたボール」は「回転力の高いボール」のこと。
- ハイトラック
- ローリングトラックが指穴近くを通る球質のこと。
- バックアップボール
- ボールの球質(軌道)の1つで、フックボールやカーブボールとは反対方向(右投げであれば右に、左投げであれば左に)曲がる軌道のボールのこと。Pリーグでは”のいちゃん”こと「岩見彩乃選手」がこの投げ方です。ゴルフで言うところの「スライス」と同じ軌道であることから「スライス」と呼んだり、フックの反対ということで「リバースフック」と呼ぶこともあります。(女性に多い)”さる腕”の方が(何も意識せずに)投げるとこの軌道になることがあります。
- フッキングポイント
- スキッドしていたボールがドライゾーンに入ることでボールが曲がり始める位置(ポイント)のこと。
- フックボール (フック)
- ボールの球質(軌道)の1つで、ピンの手前で右投げであれば左に、左投げであれば右に急激に曲がること。カーブボールよりも曲がり始めるポイントがレーンの奥の方(バックエンド)になります。「スノープラウ」ともいいます。また、この球質の場合のローリングトラックは「セミローリング」になります。
◇ ナチュラルフック ~ 自然なフォーム(手の振り)で、アドレスからリリースまでサムの位置を10時方向に入れたまま(手のひらがボールの斜め横くらいの位置)で投球することでゆるやかなカーブを描く軌道のボールのこと。
◇ 強制フック ~ 手首の回転を加えることで、ナチュラルフックよりも大きなカーブを描く軌道のこと。
◇ フックアウト ~ 「ロールアウト」を参照ください。 - フラットボール
- 回転が無いか極めて回転数が少ないボールのこと。
- フルローリング (フルロール、フルローラー)
- ローリングトラックがボールの中心ライン(最大円周となるライン)の位置(サムホールとフィンガーホールの間)になる球質です。球質的には「ストレートボール」がこれになります。「フルロール」「フルローラー」ともいいます。アクシスポイントはグリップから離れた位置(グリップセンターから6.5インチ以上)になります。
- ベリング
- belly(ベリー:膨らませる)ことから、大きな円弧を描くカーブボールのこと、。
- ボールパス
- 「ボール」の「パス(軌道)」で、リリースしてからピンにあたるまでのボールの軌道のこと。
- リバースフック
- 「バックアップボール」を参照ください。
- ロートラック
- ローリングトラックが指穴から離れている球質のこと。
- ロールアウト
- フック軌道のボールは進行方向に対して横回転をしていますが、これがピンに当たる前に無くなってしまって(縦回転のみになってホールの回転方向と進行方向が同じになる)ボールが直進してしまう状態のこと。この時、アクシスローテーションとアクシスチルトは共に0になります。レーンが遅い(オイルが少なくよく曲がる状態)時や、ボール自体に勢い(スピード)が遅い場合、そもそもの回転数が少ない場合に起こりやすい事象です。折角ポケットをついても、ロールアウトしてしまうとボールがピンにあたった際のピンアクションが悪くなりストライクを逃してしまうことがありますので、ボールのスピードをあげる、回転数を上げる、摩擦の少ない(滑る)ボールにチェンジする、といった対応が必要になります。最近では、「フックアウト」とも呼ばれます。
2.ピンにヒットする際の用語集
- アキュラシー・ライン
- ボールがポケットにヒットした際に、右投げの場合は2番・4番・7番、左投げの場合は3番・6番・10番のピンを1番ピンのピンアクションで倒すこと。
- 厚い (厚め)
- ボールがピンにヒットする位置がジャストポケットよりも少し左(左投げであれば右)であること。
- インパクトポイント
- ボールがピンにヒットする際のボールの軌道が、1番の右→3番の左→5番の右→9番を通るルートのこと。このルートを通るとストライクの可能性が高くなります。
- 薄い (薄め)
- ボールがピンにヒットする位置がジャストポケットよりも少し右(左投げであれば左)であること。薄いと、バケットになりやすいです。
- キックバック
- ボールにあたったピンが横や後ろの壁にあたって跳ね返ってくること。ボールにスピード(勢い)が無いとダメ。スネークアイのカバーは、このキックバックの運頼み・・・です。
- キャリーライン
- ボールがポケットにヒットした際に、右投げの場合は3番ピンが6番・10番のピンを、左投げの場合は2番ピンが4番・7番のピンのピンアクションで倒すことです。
- クロスオーバー
- 「ブルックリン」を参照ください。
- ショートピン
- レーン上を転がっても他のピンを倒すことができないピンのこと。
- シンヒット
- 「ローヒット」を参照ください。
- ジェシィ・サイド
- 「ブルックリン」を参照ください。
- ジャスト8 (ジャスト9)
- ジャストポケットに入ったのに(運が悪く)8番ピン(左利きの場合は9番ピン)が残ってしまうこと。パーフェクトゲームのかかった最終12投目でコレだったら復活出来ないくらいめげちゃいそう・・・。
- ジャージィヒット
- 「ブルックリン」を参照ください。
- スィン
- 「ライトヒット」を参照ください。
- スプラッシュ
- スピードや回転の早い威力のあるボールでストライクをとった時に、ピンが水が跳ねるようにパーンッとはじけ飛んでいく(スプラッシュ)ストライクのこと。見ていても爽快です。
- セカンドインパクト
- ボールがピンに当たる際に、2番目にあたるピンまたはポイントのこと。
- チェリー
- 第2投目で(狙った)キーピン(手前のピン)だけ倒して、後ろのピンが残ってしまうこと。
- チョップ
- スプリットやワッシャーではないフレームの2投目でボールがキーピンに厚く当たり、キーピンより右側(右投げの場合)のピンが残る(斜めに並んだピンのうち、手前のピンのみを倒す)こと。
- デッドウッド
- ピンが倒れて、ピンデッキやガターに横たわっている(デッド)状態のこと。
- デッドボール
- ファール投球でピンを倒した場合や、ガターに落ちたボールが反動でピンを倒した場合など、倒したピンがカウントされない無効のボールまたは投球のこと。
- ノーズヒット
- ヘッド(1番)ピンに真正面(鼻)からボールがあたってしまうこと。ノーズヒットすると、スプリットになってしまうケースが多いです。
◇ ノーズスプリット ~ ノーズヒットしてスプリットになってしまうこと。 - ハイヒット
- ボールをピンの中心(近く)にあてること。真正面の場合は「フルヒット」といいます。
- バーメイド
- あるピンの後ろに隠れているピンのこと。
- パワーハウス
- ストライクを取った時、10本のピンがすべて後部のピットに落ちてしまって、レーン上にピンが1本も残らない状態になること。「パンプキン」の反対語。または、ピンが壊れるかというほどの強い投球をすることを指すこともあります。
- パンプキン
- 「パワーハウス」の反対語で威力の無いボールでストライクをとること。
- フルヒット
- (第2投において)ピンの真正面にボールがヒットすること。真正面から少しズレたものは「ハイヒット」といいます。
- ブルックリン
- 1番ピンを中心としてポケットの位置の反対(右投げであれば1番ピンと2番ピンの間、左投げであれば1番ピンと3番ピンの間)にボールがヒットすること。または、それによってストライクとなること。「クロスオーバー」とも言います。ニューヨークの中心地区であるマンハッタンから港の方を見た時に、その左側に「ブルックリン」地区が位置することから名付けられました。「ジェシィ・サイド」「裏ポケット」とも呼ばれます。
- ヘビーヒット
- 「ハイヒット」を参照ください。
- ミキサー
- 「ワーキングボール」を参照ください。
- ミキシングボール
- 「ワーキングボール」を参照ください。
- ライトヒット
- ピンやポケットに対して薄めにボールをヒットさせること。
- リーブ
- 1投目で倒されずに残ったピンのこと。
- レイト・テン
- 10番ピンが遅れて倒れることでストライクになること。
- ローヒット
- ボールをヘッドピンの端にわずかに当たる位に薄く当てること。
- 割れる
- ピンとピンの間が離れて(別れて)残ってしまうこと。スプリットになってしまうこと。
- ワーキングボール
- 10本のピンを勢い良くかき回すように倒すボールのこと。ボールのエネルギー(重さと速さの2乗に比例)が当然大きい方がこうなりやすく、高スピード・高回転が必要です。
3.狙うコースに関する用語集
- アウトスパット
- 「外ミス」を参照ください。
- アキュレイシー
- スパットやアプローチドットなどを使って、正確なボウリングを行う能力のこと。
- アレーボール
- ボールが板目に添って直線的な軌道を描く事。逆に角度をつけるのを「アングリング」と言います。
- アングリング
- アレー・ボールのように板目真っ直ぐのコースでなく、角度をつけて対角線に投げること(1投目・2投目に限らず使います)。
- アングル
- ボールを投げる際の、投げ入れる位置と角度のこと。または、ボールがピンにあたる際の入射角度のこと。
◇ インサイドアングル ~ 10枚目(2番スパット)より内側のアングルを使って投げること
◇ インサイド3/4アングル ~ 15枚目(3番スパット)のアングルを使って投げること
◇ センターアングル ~ 20枚目(3番スパット)のアングルを使って投げること - 板目
- レーンに敷かれている板の枚数を数える時に使います。レーンには39枚の細い板が並んだ状態になっており、右から順に1枚目、2枚目、3枚目・・・と数えます。
- インスパット
- 「内ミス」を参照ください。
- 内ミス
- 狙ったスパットに対して、ボールが内側を通過してしまうこと。結果、ボールが厚く入ったり、ブルックリンに入るようになります。「インスパット」とも言います。最終ステップでの踏み込みの甘さ、スイング中に手首が返ってしまう、脇の開いたスイングなどが原因になりやすいです。
- エイミング
- 狙いを付けること。スパットボウリングで狙いの目標となる「(エイム)スパット」の「エイム」の進行形かな?
- クロスアレイ
- 第1投目で両端のピンが残った際の第2投目の基本的な投法で、狙うピンの反対側に立って、レーン(アレイ)をクロスに使って投げる投法のこと。例えば、右投げの場合で10番ピンを狙う場合はアプローチの左側に立ってレーンを右方向にボールがクロスするように投げます。「クロスレーン」ともいいます。
- コーナーアングル
- 10枚目より外側(右利きの場合)を使って投球する方法。「ディープ・サイド・アングル」と同じ。
- 絞る
- ボールの軌道をレーンの中央付近をにしてポケットを狙うこと。「膨らませる」の反対
- スパットボウリング
- ボール投球の際に(ピンではなく)スパットを見て(目標にして)投げること。これが基本です。
- スパットミス
- 目標としてスパット(板目)の上をボールが通過しなかった(狙い通りに投げられなかった)ミスのこと。板目1枚ミスをするとピンにボールが到達する時には板目3枚分のズレになります。
スパットミスの横幅(CATS:2006 ABC/WIBC ボウリングマガジン2013年1月号)
アベレージ150 4.8枚(12cm)
アベレージ190台 3.5枚(8.8cm)
アベレージ220以上 2.1枚(5.3cm)
プロ 1.7枚(4.3cm) - スペアアングル
- 「スペア」+「アングル」で、スペアをとるための、ボールを投げ入れる位置および角度のこと。
- スリークォーターアングル
- 「スリークォーター(4分の3)」+「アングル」で、右投げの場合は16枚目の位置に立ち、右から2番目のスパットを通して投げるストライクを取るための基本的なアングルのこと。
- センターゾーン
- 「センターライン」を参照ください。
- センターライン
- ピンの中央(1番-5番)を通るラインのこと。「センター・ゾーン」とも呼ばれます。
- 外ミス
- 狙ったスパットに対して、ボールが外側を通過してしまうこと。結果、ボールが薄く入るようになります(アウトサイドのオイルが少ないと逆に厚くなることも)。「アウトスパット」とも言います。膨らませようとして膨らませすぎたり、進行方向が必要以上に斜行しすぎたことなどが原因となりやすいです。
- 外目
- レーンの両端のこと。アウトサイド。「中目」の反対。
- ターゲットボード
- ターゲット(目標)となるボード(板目)のこと。投球動作中はターゲットボードから目を離さないようにする。
- 手前がいかない
- レーン手前部分のオイルが削れていくことで、(ハイパフォーマンスボールでは)スパットの手前で走りが悪くなってしまうことで1~2枚分左(左利きの場合は右)にスパットミスしてしまうこと。ウッドレーンや合成レーンでも古くなっているものはレーンのオイル乗りが悪いためこうした現象がおきやすいです。
- 手前を飛ばす
- 「手前がいかない」状況に対するアジャスティング方法の1つで、ロフト気味にボールの落下点をいつもより少し奥にすることでスキッド区間を短くさせます。
- テン・トゥー・テン (テン・ツー・テン)
- ポケットにボールが侵入するための基本的なコースで、、リリースしたボールが最初にレーンに落ちる場所および通過(目標)スパットがともに板目10枚目のこと。10枚目(ten)から(to)10枚目(ten)を通す、ということです。
- ディープ・アウトサイド・アングル
- 20枚目より外側(右利きの場合)を使って投球する方法。
- ディープ・サイド・アングル
- 「コーナーアングル」を参照ください。
- 通す (通る)
- 狙ったスパットや板目の上をボールを通す・通ること。
- 中目
- レーンの内側のこと。インサイド。「外目」の反対。
- パーフェクトストライク
- ジャストポケットに入ってストライクをとること。
- ヒッティングポイント
- ストライクやスペアを取るために、「ヒット(当てる)」べき「ポイント(場所)」のことで、基本的にはヘッドピンやキーピンのことをさします。
- ヒット
- ボールがポケットに入ること。
- ピンボウリング
- ボール投球の際に(スパットではなく)ピンを見て(目標にして)投げること。スパットボウリングと比較して目標となるものがかなり遠くにあることから狙いがつけにくいため、上達のためには、ピンボウリングからスパットボウリングに切り替える必要があります。
- 膨らませる
- レーンの中央付近から外側に向かって投げてフック回転によってポケットに食い込ませるボールの軌道でポケットを狙うこと。
- ブローイング・ア・ラック
- 「パーフェクトストライク」を参照ください。
- ポケット
- ストライクになる確率の高いボールのピンへの侵入位置。右投げであれば1番ピンと3番ピンの間(板目17.5枚目=1番ピンの向かって右輪郭あたりにボールの中心がある=正面から見た時に1番ピンの左端が1/3~1/4見える程度)、左投げであれば1番ピンと2番ピンの間になります。
■ボールの入射角度とストライクの確率 出典 ボウリングマガジン2013年2月号 ABC/USBC
仮にストレートの球質でで狙う場合・・・
・入射角1.4度 = レーンの一番端から投げ入れる角度で、ストレートボールでの入射角の最大値
・入射角2度 = 右側のガターの位置から投げ入れないといけない
・入射角3度 = 右隣のレーンの左側のガターの位置から投げ入れないといけない
・入射角6度 = 右隣のレーンの5枚目近辺から投げ入れないといけない
板目 / 進入角度 | 2度 | 4度 | 6度 |
23 | 80 % | 82 % | 60 % |
22.5 | 78 % | 90 % | 98 % |
22 | 62 % | 28 % | 78 % |
21.5 | 44 % | 24 % | 24 % |
21 | 6 % | 0 % | 20 % |
20.5 | 4 % | 0 % | 0 % |
20 | 0 % | 6 % | 0 % |
19.5 | 16 % | 4 % | 0 % |
19 | 48 % | 28 % | 0 % |
18.5 | 88 % | 88 % | 28 % |
18 | 100 % | 100 % | 100 % |
17.5 | 82 % | 98 % | 100 % |
17 | 16 % | 88 % | 100 % |
16.5 | 16 % | 88 % | 100 % |
16 | 38 % | 52 % | 80 % |
15.5 | 26 % | 68 % | 34 % |
15 | 60 % | 30 % | 82 % |
14.5 | 4 % | 0 % | 78 % |
◇ ジャストポケット ~ ポケット位置(板目17.5枚目)にボールが正確にヒットすること。略して「ジャスポケ」と呼ばれることもあります。また、ジャストポケットに入ってストライクをとることを「パーフェクトストライク」とも言います。
◇ 裏ポケット ~ 「ブルックリン」を参照ください。 - ライン
- レーン上をボールが転がっていく軌道のこと。
◇ ライン取り ~ 高スコアを獲得するためにレーンコンディションを読みながら、どういうラインで攻めるか?を決めること。 - ラインボウリング
- スパットボウリングよりも高度な技術が必要となりますが、ボールの軌道(ライン)をイメージしてそのラインを目標にして投げる方法です。よく行われるのは、スパッドとその手前にあるガイドドットを目安に、その間をどういう軌道でボールを通すかを決めて投げる方法です。プロになってくると、スパット~フッキングポイント~ポケット(キーピンなどの目標)という長いラインを頭の中で描いて、その上をボールを転がすようにしています。
- ラインボール
- 最小のフック(曲がり)でストライクコースをねらうこと。
4.ボールの軌道によるプレイヤーの分類に関する用語集
- クランカー
- Pリーグの「脅威のクランカー 宮城鈴菜」プロのような軌道のボールを投げるプレイヤーのこと。ドライゾーンに入ったボールをL字型のような鋭角で切り込ませる(曲げる)ことが出来るプレイヤーです。バックスイングの位置はパワーストローカーと変わりませんが、ローダウンリリースが加わることでボールに高速回転を与えます。
- ストローカー
- バックスイングがローラーよりも少し高く(ボディラインと腕の角度が60度くらい)、ローラーよりも球速・回転数が少し上がり、あまり曲がらないボールを投げるプレイヤーのこと。ボールの回転数が少ない場合と、回転数自体は多いがそれが縦回転に近くなっている(横回転が少ない)場合もあります。
- パワーストローカー
- バックスイングがストローカーよりも少し高く(ボディラインと腕の角度が90度くらい)、ストローカーよりも球速・回転数が上がりよりポケットに食い込む軌道になる投げ方のこと。
- ローラー
- バックスイングも低く(ボディラインと腕の角度が45度くらい)、スピードや回転数を落としたコントロール重視の投げ方のこと。ラバー製ボールとウッドレーンだった30年以上前の主流の投げ方。