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ボウリング用語集(豆知識)と管理人自身のスキルアップの為の備忘録(メモ)


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【初級者編】5.投球フォーム・動作の基本

ボウリングを上達したい!
管理人自身も、まだまだ中級に足がひっかかっている程度の技術しか持ちあわせてませんので大きなことは言えませんが、これからボウリンクを始めようという方向けにポイントを書き綴っていきたいと思います。

具体的な投球動作については、次ページ以降にするとして、ここではまず基本的なところを紹介いたします。

ピンボウリングからスパットボウリングに変えましょう

ボウリングをやりはじめた方の多くは、ボールを投球する際に目標である「ピン」を見ながら投球しますが、ピンはファールラインからおよそ18メートル(実際に立つアプローチドットからは約22メートル)も前方にあるため、狙いが定めづらい、コントロールが難しい、遠くを見るがために投球フォームが安定しない等々の問題があります。

では、何を目標にして投げればよいのでしょうか?

エイムスパット・トライアングルターゲット(通称「スパット」)(下図の赤で囲った部分)を目標に投げるのです。スパットはファールラインから約4~5メートル先にあり、ピンと比較して約4分の1程度の距離しかなくコントロールがつけやすくなります。また、目標が近いため自然と顎をひいた(ヘッドアップにならない)良いフォームでなげることができます。なお、このスパットは右から板目5,10,15,20(中央),25,30,35枚目にあり(順に1番スパット、2番スパット・・・と呼びます)、このスパットの先にピンがセットされています。
スパット

立ち位置をコロコロと変えない

投げる度に、最初に立つ位置が変わってしまっては、ボールの落下点・アングルなどもバラバラになってしまいます。アプローチ手前にある「アプローチドット」を目安にして立ち位置を決めて、毎回同じところから投球動作を開始しましょう。

無駄な力を入れない

スピートボールを投げたい・・・等といった理由で、腕の力(だけ)でボールを投げがちですか、腕に無駄な力が入っていると自然な振り子運動にならない、つまり、毎回腕の振り方が変わってしまうためボールの着地点・アングルともにバラバラになってしまいます。極力力を抜いて、肩を中心とした自然な振り子運動で投げられるようにしましょう。

また、当サイトで説明している投げ方では不自然になって変な力が入ってしまう・・・ということも中にはあるかと思います。あくまで基本は・・・だったり、こうすると改善の糸口になる・・・ということですので、ご自身が投げやすいフォームであることが再現性を高めることの重要なポイントですので、必ずしも『そうしなければならない、というものではない』『とらわれすぎない』ようにしてください。

大切なのは「リズム」「テンポ」「タイミング」~手足の動きは連動させて

詳しい投球動作は次ページ以降での説明となりますが、手の動きと足の動きがバラバラだと、タイミングもずれますし、何より毎回異なった投球フォームになってしまいます。そうすると、ボールの着地点・アングルともにバラバラになってしまいます。始めの動き出しからフィニッシュまで流れるようなシンプルなフォームが理想です。

決まった位置からスタートして、決まったスパットを通せるようにしましょう

ボウリングはピンを倒した本数で競う勝負ですから、当然ボールコントロールというものが重要になります。つまり、「ボール投球の再現性を高める」ことが重要になります。上記「立ち位置をコロコロと変えない」「無駄な力を入れない」「手足の動きは連動させましょう」の3つのことは、この『再現性を高める』重要なキーワードになります。

まずは、「ストライクをとる」「スペアをとる」ということをあまり意識せずに、
①無駄な力の入っていない自然な振り子運動で手を振り、②最初の立ち位置、③リリース時の足(=手・ボールの最初の着地点)の位置、④ボールのスパット通過点 が一定であること
に注意して投げる練習をしてみてはどうでしょうか?。そのためには、投げたら投げっぱなしで、倒れたピン(結果)しか気にしていない(見ていない)ということでなく、ボールの着地点(利き手と反対の足のフィニッシュ位置)→スパット通過点→ピンにヒットした位置(ボールの軌道)を都度確認しながら投げるクセをつけましょう。

これらがある程度揃うようになると、ボールがピンにあたる位置も一定になってきます。そうすれば、立ち位置を平行移動する、ボールを投げ込む角度を変える、といったことでコントロールにも幅がついてくるため、ストライクやスペアが取れる回数も増えてきます。つまり、目標どおりの着地点・スパットを通ったのに薄かったのであれば、最初の立ち位置を左にずらすor立ち位置を変えずに目標スパットを(右投げなら)左にずらす等といった調整を行うことで目標ピンを倒せる確率が高くなるのです。

(できれば)マイシューズを持ってみませんか?

ハウスシューズは左右両利き用となっていますが、マイシューズは利き手にあわせて一方は滑る、一方はグリップが効くように作られています。そのため、マイボールよりも先にマイシューズを購入する方が多いです。

成長過程の子供だと難しいのかもしれませんが、靴の大きさが今後も変わることが無い大人の場合は、入門用で3,000円~4,000円程度のものからありますので、是非検討してみてください。ハウスシューズレンタル10回程度で元がとれてしまいます。

なお、マイシューズを購入する際は必ず「左右とも」試し履きをしましょう。普通の靴でも、同じ「26.0cm」のシューズでもメーカー等によって微妙な違い(幅広かどうか、柔らかさなどのフィット感)があります。また、朝と夜では個人差はあるものの最大1cm程度の違いがある場合もありますので、できるのであれば午後~夕方すぎに試し履きするのがよいでしょう。実際に履いてみてピッタリサイズよりも若干大きめのサイズを選びましょう。