週末ボウラーのめざせ!Avg200!そしていつかはパーフェクト!◆週末ボウラー奮闘日記

ボウリング用語集(豆知識)と管理人自身のスキルアップの為の備忘録(メモ)


現在地 : 【初心者編】2.スコアの見方、付け方

ボウリングの基本

ボウリングは、単純に言ってしまうと、ボールを投げて倒したピンの合計で競い合うスポーツです。
まずは、スコアシートの書き方・計算の仕方の説明の前に、基本的なルールを説明します。

  1. ボウリングの1ゲームは10個のフレームと呼ばれる単位で構成されます。
  2. 1フレームにつき、ピン10本をどれだけ倒すか?(最終10フレームを除く)が得点となります。
    ・1投目で10本全部倒した → 「ストライク」といい、その後2投分のボーナスポイントがそのフレームの得点として加算されます。なお、全部ピンを倒してしまっているので2投目はありません。
    ・1投目と2投目で10本全部倒した → 「スペア」といい、その後1投分のボーナスポイントがそのフレームの得点として加算されます。
    ・最終10フレームのみ最大3回投げることができます。
     最初の1投目がストライクの場合 → 2投目がどんな得点でも3投目があります。
     最初の1投目がストライク以外の場合 → 2投目でスペアをとった場合に限り3投目があります。

ちょっと余談・・・。まだ、私が小学生か中学生だった頃(この記事を書いている時点でもう30年くらい前になりますが・・・)、その当時は今のようなコンピュータボウリングでなく、手書きでスコアを付けている時代でした。その頃、兄弟3人でボウリング場に行った時の話です(なんで親はいなかったんだろ?)。
10フレーム目にマスが3つあるのは「スペアやストライクをとった時、その次の1~2回の投球分を加算できるから?」と誤った認識を持っていたので、10フレ3投目でストライクだったのかスペアだったのかは忘れてしまいましたが、更に投げられると思ってスコアシートに勝手に枠を付け足して、4投目、5投目と2~3投多く投げた、という思い出があります。。。
今じゃコンピュータが勝手にスコアをつけてくれるからありえんのだけど。

  1. 仮にピンを倒したとしても、
    ・ファウルラインを超えて投球したもの
    ・一旦ガターに落ちたボールによって倒されたもの
    ・ピンセッターによって倒されたもの
    は倒れたピンとして計算されません。
    ※レジャーとしてのボウリングはそこまでシビアになる必要はないです。最近はどこもコンピュータボウリングで勝手にスコアをつけてくれるので、ガターに落ちた後にピンが倒れても得点としてカウントされます(し、それをスコア訂正して更にスタッフを呼んでピンを戻してもらうなんて非常に面倒・・・)。
    ただ、ファウルについては、得点にはなるものの安全性の観点からファウルをしないように注意すべきです。

ボウリングのスコアシートの見方・付け方

それでは、具体的なスコアシートを見ながら説明します。
次のスコアシートは、管理人の2013年9月28日(はじめてマイボールを作った日)の第3ゲーム目のスコアシートです。

1~9フレームまでは2投投げられるため上段に2枠(ボックスと呼ばれます。10フレームは最大3投なので3枠)、その下にそのフレームまでの合計点を記入していきます。また、合計点の下に実際に倒れたピン配置を表示していますが、小さい「・」は1投目で直したもの、「●」は2投目でたおしたもの、「○」は倒れなかったもの、をそれぞれ指します。
※以下「フレーム」を「フレ」と略して表示しています。

カバー
スペア」を参照ください。
ガター
7フレの「G」記号
1投目(10フレであればスペアまたはストライク後の投球を含む)の投球がピンを捉えなかった(レーン両端のガターに落ちた)場合、0点となります。
ガターボール
ガターに落ちて無効となったボールのこと、。
ストライク
2.4.6.10フレの蝶々のような記号
各フレーム1投目でピン10本を倒したものです。ストライクの記号ですが、×の両端を塗りつぶすのは日本独自の風習のようで、海外では単に×で表示されます。ストライクを出した場合、その後に投げる2投分が加算されます。
2フレ:ストライク10本 + 3フレ1投目9本 + 3フレ2投目1本 = 20点(+1フレ3点=23点)
4フレ:ストライク10本 + 5フレ1投目6本 + 5フレ2投目3本 = 19点(+3フレまで計43点=62点)
6フレ:ストライク10本 + 7フレ1投目0本 + 7フレ2投目7本 = 17点(+5フレまで計71点=88点)
スプリット
10フレ2投目の「○」で囲んだ数字
1投目(10フレであればスペアまたはストライク後の投球を含む)の投球で、
・2本以上ピンが残っている
・1番ピンは倒れている
・残ったピンとピンの間が1列以上開いている(上のスコアの例だと間が3列空いてます)
場合です。その得点に○印をつけるだけで、得点の加算等はありません。ベビースプリット以外(2本以上開いているケース)は1方のピンを弾いてもう1方のピンにあてる必要がでてくるため、スペアの獲得が格段に難しくなります。

◇ ベビースプリット ~ ピンとピンの間が1列だけ開いているスプリットのこと
◇ ベビーメイク ~ ピンが2本だけ残っているベビースプリットをカバーすること。右利きの場合は「3番-10番」のベビースプリットがよく発生します。ピンとピンの間に投球することでスペアをとることができます
スペア
3フレ目の右下が塗りつぶされた記号
各フレーム1投目でストライクが出なかった場合に、2投目で全部倒したものです。ストライクと同様、右下半分を塗りつぶすのは日本独自の風習のようで、海外では単に/で表示されます。スペアを出した場合、その後に投げる1投分が加算されます。「カバー」とも言います。また、この記号を「スラッシュ(/)」と呼ぶこともあります。
3フレ:1投目9本 + 2投目1本 + 4フレ1投目10本 = 20点(+2フレまで計23点=43点)
ファール (ファウル)
(上のスコアシートにはありませんが)「F」記号
1投目の投球の際に、投球姿勢に入ってから次の投球者が投球姿勢に入るまでの間に、体の一部(つま先など)がファールラインを超えて投球した場合(2投目の場合はミス)です。公式大会などでは、ファールラインを超えるとランプが点いたり、ブザーが鳴って知らせてくれますが、通常はファール判定はしていません(私がいつも出ているプロチャレンジマッチでもファール判定なしです)。なお、ファール投球の場合は、たとえストライクが出ても0点となってしまいます(1投目で倒れたピンがあっても再度10本のピンがセットしなおされます)。 また、あくまで「投げた場合」ですので、ファールラインを踏み越えても投げずに再度投球をやり直せばファールにはなりません。また、ファールの審判をする人のことを「ファールジャッジ」と呼びます。
ブロー
ミス」を参照ください。
ミス
1フレ2投目、8フレ2投目の「-」記号
2投目の投球で1本もピンを倒せなかった場合です。レーン両端のガターに落ちた場合でも、それが2投目の場合は「G」でなく「-」となります。また、同様にファール(後述)投球の場合でもそれが2投目の場合は「F」でなく「-」を使います。ミスのことを「ブロー」と呼ぶ場合もあるようです。また、この記号(-)を「ダッシュ」と呼びます。

スペアの後の投球がいかに大事か?お分かりでしょう。スペアの後の投球は前のフレームとそのフレームで2回(倍)になるのです。スペアの後のガターや1本とかっていうのは早く無くしたいですね。
また、 私も週末ボウラーとしてボウリング始めた頃は「ストライクが出たら2投分もボーナス加算される。ラッキー!」と思ってましたが、ゲーム数を重ねていくうちに『次の1投目がストライクでなければ(大体7~9本)その次の投球では残りのピン(大体1~3本)しか加算されない。つまり、スペアの時とスコアに大きなな差は無くなってしまう』ということに遅ればせながら気づきました。
つまり、ストライクは2連続、3連続、4連続・・・と連続で出すことで一気にスコアが伸びるスポーツであり、単発でストライクを出してもスコアは思ったように伸びないのです。